「ひだまりスケッチ」を思い出しながら語る

 

 

 ひだまりスケッチそれを聞いて何を思い出すでしょうか?ゆのっちのバッテン?宮子の食べっぷり?ヒロさんと沙英のラブラブ?いやいや我らが普通科のなずなちゃんだろ。違うね、某魔法少女に似ている(というかほぼ同じに見える)さやか、失礼、ノリスケさんだろ。わかってないなあ新進気鋭の茉莉ちゃんに敵うものはいないね。みんな可愛いだろいい加減にしろっ。など色々な意見はあるでしょうが、(途中で話が脱線した。これはしばしば起こることですのでご了承ください)みなさん思い入れのある作品だと思います。

 今回はそんなひだまりスケッチについて語りたいわけですが、9巻まで出ている原作を一から読み直すのは疲れそうなので、いろいろ思い出しながら書いていこうと思います。そんな心意気でいいのかと意見もあるかもしれませんが、時間というフィルターをくぐり抜けた私の脳内にはひだまりスケッチの美味しいところが残っている可能性があるのです。まあとりあえず書いてみることにします。

 

 ひだまりスケッチに出会うまで

 

 私が萌え四コマというジャンルに惹かれつつあった時に、「ひだまりスケッチ」という作品を知るのは当然だったと思います。プロ野球を知ろうとしたら巨人の存在を認めざるを得ないのと同じようなことです。その時の私はどう思ったのかというと、「美術科かあ。中学の時美術2だった私には関係がないなあ。それにこのデフォルメっぽい絵が苦手かも」

 今思えばしばき倒したいです。散々殴った後ロープで体を縛り付けた後目の前でひだまりスケッチのアニメを見せつけたいです。特にこのジャンル、萌え四コマにおいては、「人気がある」ということはそれなりの理由があるわけで、私と同じような萌え豚が面白いと言っているなら面白くないはずがないのです。趣味、傾向の似た人たちの意見は参考になります。私も素直にすぐ見ればよかった。

 私はアニメから入りました。まあとりあえず少しは見てみるか、そんなノリです。そして打ちのめされることになります。

「こんな日常系アニメがあっていいのか?」

 シャフトの奇妙な演出と、ほのぼのしたストーリーのギャップに驚き、食い入るように見ました。話と話の間にある、些細な表現(ゆのっちのバッテンが三つ並んだりするあれ。何かに似てるなあと思ったら桜Trickでした。私は桜Trickを先に見ていたのです)が面白く、話はもちろん面白く、オープニングもノリノリで。端的に言って最高でした。

 それから私は単行本を読み始め、結局まんがタイムきららキャラットを購読するまでになりましたとさ。

 

 印象に残っているエピソード

 

 何しろ単行本が9巻まで出るほど続いているので、面白かったところをあげるとキリがないのですが、私の中で特に印象に残った話を書いてみたいと思います。それはノリちゃんが来てひだまり荘IT革命が起きた時の話です。

 

(拙い記憶に基づく再現)

 

ノリ「インターネットがどうちゃらこうちゃら」

 

一同「ほえ~」

 

ノリ「光回線がどうちゃらこうちゃら」

 

ゆのっち「?」

 

ゆのっちこだま?」(背後に新幹線がぷおー)

 

 ひどっ!再現ひどっ!

 でもこんな感じだったのです、確か。ネットについて詳しくなくて勘違いするネタは四コマ漫画では(比較的)よくありますが、個人的にはそれがとてもツボです。マウスをあげてとか言われてマウスを持ち上げたり(?)。やってる本人は真剣なので怒るに怒れないのがいいですね。

 

 総括

 ひだまりスケッチに関してはこれからも思い出した時に記事を書くと思われます。まだ読んでいない人は是非!