ブログ序文

とかくこの世は住みにくい。
いや、昔に比べたら住みやすくなっているのだろう。科学技術の発展云々によって、ひとまず基本的な生活には困らない。
しかし、物質的な豊かさは必ずしも精神的な豊かさをもたらさない、とはよく言われる話だ。
現に、日本は世界のなかでも有数の経済大国だと言ってもよいのだろうが、その幸福度はそれほど高くない、というデータがある。
だから、資本主義社会のなかで社畜として生きていったとしても、幸せになるとは限らないのだ。
まあ私も結局は社会の歯車になっていくのだろうが、それでも「癒し」は欲しいものである。

私が萌え四コマや百合漫画に出会ったのはつい最近のことだ。大学生となり一人暮らしを始めたことで、ついにそれに手を出した。本当は高校時代にも読みたかったのだが、家族に見られたくない、というよくわからない羞恥心のせいで、それは叶わなかった。今は相当自由になったので、5ヶ月で70冊程度の単行本を読んだ。

このブログでは「萌え四コマや百合漫画の新たな価値を創出する」ことを目的とする。偉そうなことを言ったが、要は感想とかを書くのだ。まあ見ての通り文章は稚拙だが、お付き合いいただけたら幸いである。

もうひとつ、ブログを書く上で注意したいことがある。
それは萌え四コマと百合漫画の読者層は異なるだろう、ということだ。私のようにどちらも嗜む人もいるだろうが、そうでない人も多いだろう。そういう読者の中には、萌え四コマを百合漫画と同じように語られることに抵抗を感じるひともいると思う。だから、記事を書くときはその二つをわけて、萌え四コマの記事には百合という視点を基本的には当てはめないことにする。もし、そういう視点で語る必要が出たときには、タイトルとタグでそのことが明確にわかるようにしたいと思う。

まあいろいろ書いたが堅苦しくなりすぎないように、肩の力を抜いて書いていくつもりである。